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西日本ツーリング4日目(紀伊長島〜熊野〜串本〜白浜〜十津川村〜和歌山)
西日本ツーリング4日目
走行距離553km
長い長〜い一日(長文注意)
道の駅『紀伊長島マンボウ』にてAM5:00起床。
紀伊長島マンボウ01紀伊長島マンボウ02








AM6:00、R42で紀伊半島の南を目指して走り始める。R42は道も広く整備されていて走りやすい。

尾鷲市尾鷲市に到着。尾鷲は工場や石油タンクのようなものもある。人がいるところには必要なのかもしれないが、ずっと自然の中を走ってきたのでちょっとがっかり。





尾鷲から熊野市に行くにはそのままR42を走ればいいのだが、あえて海岸沿いに遠回りしてR311を走り熊野を目指す。R311は道幅が狭いところが多く、とても国道とは思えないが自然は満載で、落ち葉に混じって小さなカニが道路を横断していたり、小さな漁村と熊野灘の景色が美しい。
熊野灘R311








熊野の七里御浜はとても広くキレイな海で見ていると時が経つのを忘れてしまう。
七里御浜01七里御浜02








紀宝町ウミガメ公園しばらく走り、『紀宝町ウミガメ公園』という道の駅に到着。紀宝町はウミガメの産卵で有名なところで、ここでは無料でウミガメを見ることができる。道路沿いにあるカメのオブジェにのぼりたくなるも我慢し、建物の中に入る。



中に入るとカメグッズがたくさん販売されている。カメの形をしたステンドグラスの照明が欲しくなるが、東京でも見たことがある気がしたのでやめておいた。建物の更に奥に行くと、海水の入ったいくつもの水槽の中をウミガメが泳いでいる。一番大きなプールの横の階段を降りるとガラスになっており、横からウミガメの泳ぐ姿を見ることができる。
ウミガメ01ウミガメ02








しばらく見ていると、中にいるウミガメのうちの一匹が、俺の前のガラスになっているところを行ったり来たりして、こちらに何かをアピールしてきた。10分ほどそのカメと対話していたが、ずっとここにいるわけにもいかずに、泣く泣く退散。ウミガメ03ウミガメ04









ウミガメ05小さな水槽には子供のウミガメもたくさんいて、水面にプカプカ浮きながらこちらの様子をうかがっていた。






オサガメここは生きているウミガメの他に、ウミガメに関するいろいろな資料や、世界最大で大きなものは1トン近くもなるというオサガメの剥製も見ることができる。





売店でウミガメの置物を購入し、そこのおばちゃんとしばらくカメ話を。おばちゃんも産卵は見たことがないらしいが、もう少し早い時期なら見られることもあるらしい。そのうち時期を狙って見に来たい。バイクのところへ戻ると、名古屋からきているライダーたちに遭遇。挨拶して更に走り出す。

熊野速玉大社新宮市に入り、熊野速玉大社へ。樹齢千年という巨大なナギを見てから那智勝浦へ。






那智勝浦へは川崎からマリンエキスプレスという会社のフェリーが出ているので、ここまでフェリーで来るというのも考えたのだが、ここまでの道のりも走ったことがないところばかりなので、今回は陸路にした。関東からピンポイントでここに来たい人はこれを利用するとかなり楽だと思う。

那智勝浦の街から熊野那智大社へ走る道沿いに『那智黒』という黒雨の看板が大量にあった。キン肉マンに出てきた「ナチグロン」の名前の由来は那智黒からきているのだろうか?

那智の大滝バイクを停め、しばらく歩くと那智の大滝に到着。高さ133mの巨大な滝にしばらく圧倒される。滝のすぐ近くに行くためには、この滝そのものが御神体であるために参拝料が必要なのだが、その参拝料を払うところにいる巫女さんがめちゃくちゃ可愛かったので、喜んで払った。


バイクのところに戻るとバイクの周りに人だかりができていた。バスを待っている人達が品川ナンバーのバイクを珍しそうに見て噂話をしているようだ。挨拶をしてしばらく話した。ここから熊野那智大社までは、473段もの石段を登らなくてはならないらしいので、行くのをやめて再び走り出す。

本州最南端の串本町を目指してR42を走っていると、道路沿いに「落合博満記念館 5km先を左折」という看板を発見。落合記念館がこんなところにあることに驚いた。これは行ってみなければとしばらく走ったが、入り口の看板が見あたらない。10kmほど走って行き過ぎたとわかったが、引き返すのも面倒なのでやめておいた。

橋杭岩橋杭岩という一列に並んでいる不思議な岩を発見。近くにアロエがゴミと一緒に捨ててあった。ここではアロエは雑草扱いなのだろうか?





本州最南端に行く前にちょっと寄り道して、紀伊大島という島に日本最古の石造灯台である樫野崎灯台を見に行く。

ここにつながる県道40号線という道と島へ渡る大きな橋が気持ちいい。

トルコ軍艦遭難記念碑駐車場にバイクを停め灯台へ向かったしばらく歩くと、途中にトルコ軍艦遭難記念碑がある。明治時代にトルコの軍艦がここで座礁したのを地元の日本人が助けたのを記念して建てられたそうだ。







またしばらく歩くと灯台が見えてくる。灯台には登ることができて、熊野灘を一望することができる。
樫野崎灯台01樫野崎灯台02








灯台からの帰り道、トルコ人からトルコアイスを購入し、バイクに戻り本州最南端の潮岬を目指す。

潮岬は険しい岩場になっており、先端までは行くことができない。近くの広大な芝生には潮岬望楼の芝キャンプ場がある。めちゃくちゃキレイなキャンプ場で、キャンプしたい衝動にかられたが我慢し先を急ぐことにした。
潮岬01潮岬02








R42を走り、海岸線を一気に白浜へ走り抜ける。

三段壁三段壁に到着。50mほどの高さの岸壁。エレベーターを使って降りられる三段壁洞窟にも行きたかったが、時間がないので諦めた。なんかこんなのばっかだな。





千畳敷千畳敷という広大な岩畳。一見綺麗だが、よく見ると岩肌に彫った無数のイタズラ書きが。むかついたので足早に立ち去った。






白良浜に到着。白い砂の海岸にリゾートホテルが立ち並ぶ。本州にこんなところがあるんだ〜と関心してしまった。
白良浜01白良浜02








白浜温泉に入ろうと決めていたのだが、時間の関係で断念。明るいうちにもう少し走らねば・・・。時間があれば世界でも極めて珍しい双子パンダを見にアドベンチャーワールドにも行きたかったのだけどね。

白浜を離れ、R311(熊野街道)で熊野本宮を目指す。この道はかなり山奥を走るのだが、道もよく整備されていてスピードも出せて快適に走ることができた。

熊野本宮ちょっと道を間違って温泉街や山奥を走ってしまったが、熊野大社に到着。俺の勝手なイメージでは熊野古道はちょっと薄暗いイメージだったので、夕方までにここに着こうと頑張って走っていたのだ。だが、夕方に参拝する人はいないようで、お店(?)もすでに閉まっている。一人寂しく参拝した。


熊野古道熊野古道を少し歩いてみる。石を積んで階段状になっているのだが、足場が悪く、歩くのはかなり大変だった。休憩したりして、出発する頃にはかなり辺りは薄暗くなっていた。







R168を北上していると日は完全に沈み真っ暗に。道に街灯はない上に、海岸線を走っていたので、塩がヘルメットのシールドに付着し、更に視界を悪くさせている。道はほんとに山奥に走っており、隣り合う道まで20kmもの距離がある。そんな中で少しだけ街になっているところにある道の駅『十津川郷』で休憩。飲み物を買い、非常食用に持ち歩いているカロリーメイトのチョコを食べる。

再びR168を北上していると、背後が何度も何度もピカッと光る。後ろからは雨雲が近づいているらしい。出発前、夜はあまり走らないように決めていた。景色が見えないのでつまらないのと、虫がぶつかってくるのと、あとは怖いから。一人で誰もいない薄暗いトンネルを抜けるなんて、想像しただけでも気味が悪い。だが、今はまさにそんな状況に置かれていた。

谷瀬の吊り橋そうしてちょっとビビリながらしばらく走っていると、谷瀬の吊り橋に到着。長さ297.7m、高さ54mとつい最近まで日本一の長さを誇っていた吊り橋で、昔から来たいと思っていた。だが、もう辺りは真っ暗。LED懐中電灯を持って渡ることに挑戦したが、高いのに加え、暗くて足場が見えずにほんとに落ちそうなので引き返すことにした。

橋の下がキャンプ場になっているので、キャンプしようかとも思ったが、やはり真っ暗で幕営するのも厳しいと思い、もうしばらく走ることにした。

ここで自動販売機でジュースを購入・・・しようとしたが、財布がないっ!!どこにもないっ!!

全財産はポケットに入っている600円のみ。最後に財布を見たのは30kmほど手前の道の駅。一瞬気が遠くなったが、気を取り直して、来た道を戻ることにする。対向車がいないのをいいことに、反対側の車線(といってもセンターラインはほとんどないのだが)を目を見開きながら、時速30km/hほどで財布を捜しながら走り出した。

先ほどは背後に感じていたカミナリの光を今度は前方に見ながら、雨雲の方向へ走る。さっきビビリながら走ったトンネルも「幽霊でも何でも出てきやがれ!むしろ出てきて手伝え!」と思いながら走る。

見つからなかったとき、どうするのだろうとも考え初めていた。10日間予定の旅はまだ4日目だが、中止することになるのだろう。だが、中止と言ってもどうやって東京に戻るのだろう?

そうして走っているうちに、ガソリンの警告灯が点滅し始める。予備タンクも持ち歩いているが、それで走れる距離なんてたかが知れてる。ガス欠になったら、お金もないからどうするのだろう?

そんな危機的状況でも財布は見つからず、最後にお金を使った道の駅まで1kmほどのところまで来てしまう。そうしていると、ケツのポケットに入れてる携帯電話が鳴り出した。すぐには取れなかったが、留守電が入っている。それを聞いてみると十津川村警察署から財布が届いているとの連絡が。すぐに折り返し電話をし、十津川村警察署に行ってみると、先ほどの道の駅の目の前にあった。

対応してくれた警察の人たちはとても親切。財布を拾ってくれたのは道の駅近くで旅館をやっている人とのこと。いろいろ手続きをして、旅館の人にお礼の電話をする。しかし、ほんとに助かった。入っていた現金3万円はなくなっていても、カードだけでもあればと思っていたが、現金も全てそのまま。まさに感無量。ほんと助かった。そして、ここでのことは一生忘れないだろう。

警察署の外に出ると雨が降りだした。道の駅で野宿しようかとも思ったが、お世話になった警察に、今度は不審者としてお世話になりそうなので、装備を整えR168を走り出す。ここを走るのは3度目だ。ガソリンの警告灯は相変わらず点滅しっぱなしだが、ガソリンスタンドは開いていないので無視して走る。ガス欠になったらそこで野宿するつもりで走った。

五条市に向かう途中、道路が工事中で迂回路を走ったが、先ほどまで走っていたR168は土砂崩れのためなのか、工事のためなのか崖で崩れ落ちていた。

五条市に入るとちょっと街になっていて、なんとコンビニまである。なんとか生き延びた気がした。コンビニに来ていた人に、近くに24時間やっているガソリンスタンドがあるか聞くとわからないとのことだったが、隣りに車を停めていた人が和歌山市方面に走るとあるということを教えてくれた。

R24をしばらく走るとセルフの24時間営業ガソリンスタンドが。さっそく給油。給油していると、ちょっと珍走団っぽいバイクたちが現れた。別に何もされないが、物珍しそうにこちらを見ている。

ガソリンも入れたことだし、次はどこで寝るか考える。大阪に行けば、宿でもなんでもあるのはわかっていたが、体力的に厳しそうだったので、とりあえず和歌山市に向かうことにした。

和歌山市は結構大きな街になっていた。とりあえずJR和歌山駅に行くがファミレスはあるものの眠れそうなところはない。次に南海和歌山市駅に行くがこっちも同様。携帯からiタウンページを使ってカプセルホテルを検索すると、見つかったのでそこに泊ることにした。

白良浜01カプセルイン和歌山に到着。何度もバイクとホテルを往復し、荷物を中に運んでやっと就寝。時刻は午前3時をまわっていた。






本日の走行距離は553km。出発から20時間。バイクで走って観光して財布探してと、ほんとに長い長い一日だった。

| 西日本ツーリング | 00:00 | comments(3) | trackbacks(0) |
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うはー、読み応えありました。
カメ可愛い。(*^^*)

色々な旅のアクシデントも結果オーライなら良い思い出ですね。
| atussy | 2004/09/17 8:45 AM |

>atussyさん
 読んでいただきありがとうございます!
アクシデントがあるから旅は面白いですねー。
サイフなくしたときはほんと青ざめましたけど。

ちなみに昨日、ファミレスでサイフ落としました。(爆)
連れがすぐに気づいてくれましたが。

| kok2 | 2004/09/19 9:27 PM |

北海道で財布の中身をどこかで飛ばしてしまい、見たら札が無くなってたトキは青ざめたモンです。金が無くなって損したどうこうより、旅が続けられなくなりそうって考えたときにヘコみますよね、アレ。

私もツーリング限定でたまに使いますが、ウォレットチェーン付けたほうが良いかもしれないですよ〜(笑
| atussy | 2004/09/19 10:38 PM |










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